主役を目立たせる!作品の質を高める隠し味とは。
ゆうきです!
イラストのクオリティを
一段とUPさせるもの
それは…
背景!
落書き程度ならいいのですが、
しっかりと仕上げる場合は
背景まで描くのは必須です。
背景がその作品のイメージを
決めると言っても
過言ではありません。
キャラクターは上手いのに
背景が残念なイラストや
アニメを見るとガクッとします。
「そこは手抜きなんだ〜」
と思われてしまいます。
なぜ「裏方」に思われがちな
背景が作品のクオリティを
上げてくれるのでしょう?
それには最強の役割があるからです。
背景は作品のクオリティを上げる
スパイスになっています。
料理で言えば隠し味ですね。
カレーにニンニクやリンゴを
入れて香りを引き立てる。
背景にもイラストの
主役キャラを引き立てる
という役割があります。
あとは見てくれた人に
印象付けする効果があります。
2016年夏から大ヒットした
新海誠監督の「君の名は。」
というアニメーション映画は
壮大な背景、風景イラストが
とても印象に残っています。
とても綺麗な空と
東京の街並みなど
1つ1つ細かく風景が
描かれています。
背景にも力を入れて
作品を作り上げることで
全てが完璧に仕上がって
大ヒットしたわけです。
このように背景には
主役を引き立てて人々に
その作品を印象付ける
という強力な力があります。
その背景を手抜きで
描いているようでは
なかなかうまくいきません。
それなので背景をしっかり描く
というのは作品にとって
とても大切なことなんです。
背景の力で
あなたのイラストを
印象深いものにしていきましょう!
しかし
「背景を描くのは苦手!」
「どういう風に描くの?」
「キャラを引き立てる背景って?」
そう感じたと思います。
具体的にどうしたらいいの?
そんなあなたのために
簡単に主役を引き立てる
背景を描く方法
を紹介します。
一言でまとめて言ってしまえば、
「ぼかし」
が鍵になってきます。
1点にピントが合った写真
をイメージしてもらうと
わかりやすいかと思います。
ピントを合わせて
被写体をくっきり、
より美しく撮るには
被写体よりも手前
被写体よりも奥
のものにぼかしを入れます。
遠近感を演出するための
重要な加工です。
それはイラストにも通用します。
ちなみに手前のぼかしを
強くするとより良いです。
デジタルで描いてる人は
加工で簡単にぼかしは
つくることができます。
アナログで絵の具などで
色ぬりをする場合。
主役キャラクターの塗り方は
くっきりとわかりやすく
塗ったほうが際立ちます。
背景を水彩絵の具などで
優しく、ふんわりさせると
ぼかしと同じような効果を
得ることができます。
鉛筆、シャープペン1本
で描く場合。
描いた背景を
ティッシュペーパーなどで
軽くストロークして
ぼやかしてみましょう。
※やりすぎると真っ黒になります。
その背景を描くこと自体の
練習法としては
風景写真を使うのがオススメです。
上手く描けるポイントは
縦と横のラインを見るようにします。
この写真の場合は
縦が赤ライン
横が青ラインです。
このラインを
見つけられるようになると
バランス良く描けるようになります。
写真をスケッチ風にするアプリで
加工して真似するのもいい方法です。
私は結構この方法で
練習にしました。
風景スケッチのように
写真を見ながら
描いてみてください。
イラストに背景を加えるだけで
こんなにも違うことが
わかってもらえると思います。
背景が無かったり
手抜きになったりして
ガッカリされないためにも
まずは今すぐ
お気に入りの風景写真や
場所などの写真を
用意してください。
しっかり観察しながら
縦横ラインを見つけて
コツを掴んでいきましょう!
ではまたー!