バランスよく描くための練習方法
こんにちは。ゆうきです!
突然ですが
あなたがイラストを描く時
注目されるために1番
意識していることは何ですか?
ありきたりな質問ですが考えてみてください。
アニメイラストならやはり
顔という答えが多いかもしれません。
ですが私はバランスが
大切だと思っています。
それはなぜか。
バランスが悪いだけで見た瞬間
「下手だな」
と思われて気合を入れて描いた
顔すら見てもらえないかもしれません。
そうならないために何が必要なのか。
それはデッサンです。
デッサンを一言で言えば
『立体物や空間を平面に表現する技術』ですね。
デッサンはバランス良く
イラストを描くための
1番いい方法だと言えます。
なぜデッサンがいいのか説明します。
デッサンの基礎は球や立方体や
円柱など単純なものを描くことが多いです。
例えば球体や円柱など
1つずつ練習して上手くなったとします。
人間のパーツを分けるとしたら
頭は球体、首や胴体などは円柱で表現できます。
イラストを描く上で球体や円柱といった
パーツごとにイメージして描けば
必然的に上手く描くことができるのです。
つまり、複雑な形のものでもデッサンで
これらの単純な形を描けるようになれば
苦手なものは無くなります!
さらにもう1つの理由として
「観察力」が上がることが挙げられます。
デッサンをしていると
色んなものが見えてきます。
・構図のバランスの良さ
・影の強弱
・光
・モチーフの形 など。
物事を客観的にみることができるんです。
これをスラスラかけるようになれば
モチーフを正しく捉えることができます。
イラストとデッサンは一見関係のないように
思っているかもしれませんが
とても深い関係があるんですよ。
「デッサンは苦手…」
「どうやって描けばいいの?」
「どこから始めればいいのかわからない」
という方のために
実際にデッサンをする上での
意識するポイントを3つ紹介します。
【調子】
調子とは何なのか説明すると、
グレーの濃淡、明暗、色の階調の様子
という意味です。
鉛筆で描くことができる調子には
「明度」と「彩度」があります。
明度は単純に明るいか暗いかということです。
彩度は色の鮮やかさです。
デッサンの場合全てが無彩色ですが
上記の絵でニュアンスは感じ取れるでしょう。
基本的にデッサンの手前側は彩度が高く、
奥に配置されてる部分や、モチーフの面は
低く表現されることが多いです。
「調子の明暗」と「彩度の高低」
を意識して描きましょう。
【光】
デッサンを描く場合には
光を意識して描く必要があります。
光があれば絶対「影」も出来ます。
影はモチーフに当たる光源の
反対側に多く床などにも落ちていきます。
まずは立方体などの
シンプルな形でイメージしましょう。
光を描くというよりも
光を表現するために影を描く
という方が正解ですね。
【空間】
つまりは「奥行き感」のことです。
デッサンを描く人間に対して
モチーフのポイントとなる箇所が
「近いか遠いか」
を意識してみてください。
この3つを意識してまずは
単純な形から描いてみましょう。
慣れてきたらモチーフを組み合わせ、
複雑に配置して描いてみてください。
1日1枚でも練習していけば
いつの間にか手がスラスラ動くようになって
イラストを描いている時に
あなた自身変化に気づくはずです。
目の前にあるコップでも
本でもボールでもいいので
今すぐ鉛筆を握って描いてみましょう。
これであなたの
苦手分野とはおさらばです!
ではまた次の記事で!